お叱りを受けて(スタッフMより)

ある顧問先の社長様よりお叱りを受けてしまった件です。

事業主様と従業員様のより良好な関係を目指さなくてはならない立場のものが、全く逆の結果をもたらすことになってしまったことについて深く反省しております。

お客様にとって有益である制度のご案内をしておいて、その制度がご利用いただけないことにより、社長様と従業員様の関係にもたらす影響を想像出来ていなかったことを、きちんと受け止めなくてはいけないと感じました。

くしくも、先日の3月11日の震災テレビ特集で、某大学の防災研究科の教授が仰られておりました、「防災とは、イメージすることであり、常に最悪最低の情状況を想定し、それを回避すべく備えることである!」と。

小町先生も、常々この趣旨のことを仰られていおります。

・・・なかなか難しいことですが、とても重要だと今回の件で痛感いたしました。

業務の流れの中で、殆どの手続きが普通に滞りなく行われていると思いますが、一つ一つの業務の中にも最悪の事態が起こらないとは限りません。

常に最悪の状況を想定し、それを回避すべく備えていくことが大事であると思いました。

前回のミーーティングで私がお話させて頂いた際に【石橋を叩く】話をさせていただきました。
その続きとなりますが・・・私自身、新しい石橋は叩いて叩いてなかなか渡らない傾向にあります。
その一方、古くて使い慣れた木製の橋は、少々朽ちて危険が潜んでいても、平気でスキップして渡っているようなところがあります。

渡り慣れた橋こそ、危険が潜んでないか慎重に確かめながら渡っていかなくていけないと改めて思いました。