公田の火祭り(スタッフN)


先週末は昨年亡くなりました祖母のお墓参りに行ってきました。祭り好きと聞いていましたので、町内祭りに合わせて石川まで行ってきました。
そのお祭りは日本三大火祭りと呼ばれるもので、豊穣祈願に大きな松明を燃やすもので「公田の火祭り」というものです。
広場に設置した大きな松明に火をつける前に、神社から広場までお神輿を先頭に、キリコと呼ばれる太鼓を載せた背の高い燈籠が練り歩きます。広場までは4〜500メートルくらいなのですが、1時間以上かけて練り歩いていました。今では島民が少なくなってしまったのでキリコに車輪をつけていますが、昔は数十人に持ち上げて移動していたため、休憩しながらの練り歩きでそれだけの時間がかかっていたのだと思います。
キリコは7基ありましたが、年齢層に分かれており、準備からすべて自分たちで責任もってやり抜くそうです。小学生のキリコもあり、小さいときから大人同様に責任を持って祭りに臨む機会があることは素晴らしいことだと思いました。
松明点火前はキリコも退場して、ほとんど明かりがない状態になりましたので星空がとても綺麗で、大きな松明が燃え上がる様は圧倒されるものでした。