ネット(スタッフY)

昨日はお休みだったこともあり、録画していたドラマなどをみてました。その中で、今年の春に放送していたドラマ「ゆとりですがなにか」という作品についてお話しします。
この作品はゆとり世代の男性3人を中心に話が進んでいくのですが、私自身もゆとり世代ということもあり、「そこまでゆとり世代酷くないよー!」とつっこみを入れたり、なんとなく共感してしまったり、とても面白い作品でした。
その中で一番考えてしまった場面についてです。主人公の1人が小学校の先生をしており、教育実習生(当然ゆとり世代です)の女子大生を指導するお話があったのですが、その実習生が「このクラスでいじめがあるのでは…」と言いました。「どうしてそう思うのか」と主人公が尋ねると、「クラスの雰囲気、いじめられてると思われる女の子の様子がネットに載っていたいじめのあるクラスの状況と似ているから・・・」とのことでした。その後、「ネットの情報ではなく、どうしていじめがあると思ったのか、あなたの意見を述べてください」と教育実習生を叱った(結局いじめではありませんでした)というお話でした。
確かに、私たちゆとり世代にとって、ネットは小さいころから身近にあるもので、仕事でもプライベートでも何かわからないことがあったらすぐネットに頼ってしまっています。便利な反面、不確かな情報もたくさんあり、何を信用したらいいのかわからないこともあり、全く違った情報を信じてしまうこともあると思います。しかし、やはりネットは便利なものでもありますので、自分自身で情報を取捨選択していくこと、また自分自身の考えを持つことが大切なのだと思いました。