イゾラド(スタッフN)


先日NHKでみた、南米のアマゾンに住む原住民の話をします。
ペルーやブラジルに広がるアマゾンの奥地にはいまだに文明と接触していない人たちがいるそうです。
彼らは「イゾラド」と呼ばれ、現地で「隔絶された人々」という意味だそうです。
ただし、彼らがいったん姿を見られると「マシュコピーロ」と呼ばれます。意味は「野蛮な人間」です。

昔からアマゾンに人は住んでいて、この100年の間に文明人と出会い、文明化された現地の人たちが
アマゾンの保護区のようなところ住んでいます。
しかし、徐々にアマゾンの開発や伐採によって、もっと奥地に住んでいたイゾラド達が移動することで接触するようになったそうです。
彼らは毒を仕込んだ手製の槍をもち、狩りをして生きています。もちろん裸で、長髪。文明からは程遠いです。
やられたら、やりかえす。ほしいものは奪う。たぶん、そんな生活です。映像ではそれも垣間見えました。
だから見つけられたら「マシュコピーロ」と呼ばれるのだろうなぁと思いました。(彼らは文明人を恐れてもいましたが・・・)

そんな彼らも政府が文明化を促し、保護しないと2〜3年後にはいなくなるそうです。
免疫を持たない彼らは文明人と接触をすると病気で死ぬそうです。今までそれで大勢の人たちがなくなったそうです。
凶暴で暴力的な彼らですが、文明もまた恐ろしいものなのだと感じました。
「イゾラド」で検索すると画像が見られると思います。