明かり(スタッフH)


東大が開発した技術を使い電気のないアフリカの村に明かりが届くようになったそうです。
太陽光パネルで発電した電気をインターネットで遠隔操作して量り売りし、LEDランタンを充電して村人に貸し出すシステムで
タンザニアで急速に普及しているそうです。
タンザニアの農村部の電化率は4%で、日没後の食事や子供が勉強するときの明かりは、灯油ランプやろうそくが使われていました。
暗いうえにススや煙による健康被害が心配され火事も起きやすかったのですが、LEDランタンのレンタル料は灯油ランプの燃料代とほぼ同じで貧困層でも支払える金額です。
世界の未電化人口は約12億人といわれており、灯油ランプを再生可能エネルギーに変えることで二酸化炭素の削減も期待され、さらに普及すれば地球温暖化対策にもつながるということでした。
記事にはLEDランタンに大喜びする子供たちの写真が載っており、日本では当たり前の明かりも、そうではない地域もあるのだなと改めてその恩恵を感じました。